腸活でゴボウの食べ過ぎに注意

ラドン吸入器をレンタルするにあたり自分の体質を見直してみました。腸活のためには食物繊維を摂取することが大切です。食物繊維には不溶性と水溶性があり、不溶性食物繊維は便のカサを増やす、腸の働きを活発にする働きが、水溶性食物繊維には糖や脂肪の吸収を抑える、善玉菌のエサになる働きがあります。

食物繊維が多い食品として思い浮かぶものがゴボウです。ゴボウ100gあたりには5.7gの食物繊維が含まれています。不溶性は3.4g、水溶性は2.3gで、不溶性食物も水溶性食物繊維もバランスよく含んでいます。

「腸活のために食物繊維を摂らなければ」と思って、とにかくゴボウをたくさん食べていた時期があります。きんぴらごぼう、炊き込みご飯、味噌汁、ごま和えなど、いろいろな料理にして食べていました。

たくさんゴボウを食べればたくさん食物繊維を摂取することができて、便通がよくなると思っていましたが、実際にはそうはなりませんでした。
いろいろ調べてみるとゴボウが合わない体質の人もいるそうです。
便秘の種類には、弛緩性便秘、緊張性便秘、直腸性便秘があります。弛緩性便秘や食物繊維不足が主な原因、緊張性便秘やストレスが主な原因、直腸性便秘や便意の我慢が主な原因です。

弛緩性便秘の人は食物繊維を摂ることが便秘解消のために大切なことですが、直腸性便秘の人は食物繊維ばかり摂ると腸が痙攣してしまい、反って便秘を悪化させてしまうことがあります。

私の場合はストレスが原因で便秘になっていたので、ゴボウばかり食べて食物繊維を大量に摂取したことが、便秘を悪化させてしまったようです。
痙攣性便秘の人の場合は、ゴボウのような硬い食材を食べるとき、ミキサーにかけて細かくするとよいそうです。私はゴボウをポタージュにしてみました。こうすると便秘が悪化しませんでした。

腸活のためには食物繊維を摂取することが大切ですが、人によっては大量に摂取すると便秘を悪化させてしまうことがあります。体質にあわせて食物繊維の摂取方法を工夫することが、腸内環境をよく保つためのポイントです。